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2025.06.16 「縁日のお面販売の歴史と今」ホームページを公開しました。

縁日、お祭りのお面販売について

ABOUT

お面は、昔から人の暮らしと深く関わってきた道具です。今ではお祭りの屋台でキャラクターお面を見かけるのが当た
り前になっていますが、実はこの「お面文化」は、日本の長い歴史の中で受け継がれてきた伝統の一つです。

とても昔の縄文時代には、すでに土で作られた顔の形の仮面が使われていたようで、神さまとつながるための道具だっ
たと考えられています。その後、時代が進むにつれて、神社で舞を奉納する「神楽」や、宮廷で行われる「舞楽」など
でも仮面が使われるようになりました。
室町時代になると、「能(のう)」という伝統芸能が生まれ、お面は芸術としての価値を持つようになります。「能面
(のうめん)」と呼ばれる仮面は、笑っているのか悲しんでいるのか、見る角度によって表情が変わるほど繊細に作ら
れていて、日本を代表する仮面文化といえます。
一方で、庶民の間ではもっと身近なお面も親しまれてきました。江戸時代には、「ひょっとこ」や「おかめ」、「天狗
」や「鬼」など、親しみやすくてちょっとユーモラスなお面が、お祭りや芝居でよく使われるようになります。子ども
たちがそれをまねして遊ぶこともありました。

こうして、昔からお面は「ふだんの自分と違う何かになれる道具」として、いろんな形で楽しんできたのです。
そして現代。夏祭りや縁日の屋台では、テレビでおなじみのキャラクターお面が売られています。子どもたちはそれを
かぶって、ヒーローやヒロインになった気分でワクワクして遊びます。
これは、何千年も前から続いてきた「お面をかぶって別の存在になる」という楽しみ方が、今の時代の形になったもの
と言えるでしょう。昔の人が神さまや精霊になったように、今の子どもたちは憧れのキャラクターになるのです。
さらに最近では、子どもだけでなく大人も、コスプレや仮装イベント、ハロウィンなどでお面を楽しむようになり、
推し活の一環として、ぬいぐるみやペットにお面をつけて一緒に写真を撮るといった新しい楽しみ方も広がっています。 お面は、時代が変わっても、私たちの心の中で生き続け、今もなお多くの人に楽しまれているのです。

岸ゴム商店

1980年代のお面販売風景
写真:(株)ダイシン所蔵

お祭りでのお面販売の歴史

HISTORY

取材協力:(株)ダイシン
(株)イトオー

ラインナップ

LINEUP

業務用スーパーボール 金魚袋などの備品

キャラクターお面

民芸お面

アンパンマンやピカチュウ、戦隊ヒーロープリキュアなど
お子様大好きなキャラクターを中心としたお面

狐や般若、小面に猫面など日本の伝統的な
古風なデザインのお面を中心に、縁日・お祭りだけでなく
外国人観光客向けのインバウンド販売にも最適

キラピカすくい キラピカすくい

ぬい用・ペット用お面

お面販売用什器
室内用縁日ノ屋台

推し活のぬいぐるみ用やペット用として使える
小さいサイズのお面。アクセサリーや髪飾りとしても使えます。

お面を室内イベントで販売、装飾するための紙管製什器。
本格的な組み立て式屋台でお祭りの雰囲気を出すことができます。

お面のことならキッシーズにお任せください

キッシーズは創業から80年余り、キャラクターお面を中心としたお面を卸販売してきました。
国内の問屋としては、取り扱いのアイテム数と在庫量は日本最大級となり、日本国内の縁日におけるお面販売の下支えをしております。
近年では、狐面や般若、猫面などのノンキャラのお面を、インバウンド向け販売や海外輸出も手掛けており、
海外提携工場でのオリジナルお面の作成などのOEM受注も承っております。

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キッシーズ株式会社は、お祭り問屋の岸ゴムとして1946年の創業以来、
お面、スーパーボールすくいや水ヨーヨーつり、射的、輪投げなどの縁日玩具の輸入と卸販売をしている専門商社です。

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