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か〜ら〜てひと〜す〜じばか〜に〜なり〜

先週の日曜日息子の空手の試合に行ってきた。

空手バカ一代の大山倍達でお馴染みの新極真会が主催の愛知県大会だった。

3年生での初試合では三重まで行って1回戦負けで悔しい思いをしており、今回こそは一回戦を絶対に勝つという小さいが熱い目標をたてて挑んだ。

4年生ともなると結構ごつい子もいて、親子で場の雰囲気にどっぷり飲まれていたところ、新極真会のスーパースター塚本徳臣（のりちか）が目の前を横切っていった。二度の世界王者に輝いたあの塚本がなんと4年生の試合で審判をしてくれるのだ！

相当テンションが上がってきたところで息子の試合が始まり、はじめっ の合図と同時に息子の上段前蹴りがスパッときれいに決まった！旗も二本上がり開始早々技あり。これはいけると思ったのか息子がいっきに攻める。自分は何だかよく分からない声を上げて応援する。赤い旗が二本また上がる。息子の上段前蹴りが決まっていた！　一本勝ち！！　初勝利！！

もう優勝したくらい喜んだ！
塚本に審判してもらって、これ以上無い内容で勝って、次の試合なんてどうでもいいくらい余韻に浸った。最高の瞬間とはこの事かと。

その後の結果は不戦勝でベスト8に入り、3試合目は延長戦の最後に上段回し蹴りが浅く入り惜しくも判定で負けてしまったが、とてもいい試合だった。

帰ってから塚本の写真を撮るのをすっかり忘れていた事に気づいた。握手すらしなかった。目の前にいたのに悔しい。
ちなみに写真左が新極真会第10回世界王者の塚本徳臣です。38歳で最年長世界王者になった達人です。オーラが違ったなー
2012年6月26日（火） No.116

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