岸ゴムほぼ日刊コラム
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番外編〜この果てしなき宇宙(そら)へ〜
もしこの世の中に

土星を浮かべられるほどの大きさのプールがあったとしたら

土星は水に「プカプカ」と、とても優雅に浮かぶことでしょう。

・・・

この広い宇宙には観測できるだけでも1700億もの銀河が存在し

我々のいる地球はその内の一つの銀河の中の

本当に小さな星でしかないのです。

地球の何十万倍の質量のある太陽ですら

ちっぽけに感じてしまう天体は無限に存在するのです。

それはそう人間の無限の可能性のごとく・・・。


ベテルギウスという星をご存じでしょうか。

太陽の約20倍の質量を持ち、太陽と同様に燃え盛っている星です。

地球からの推定距離は約642光年(太陽は約8分)と

応仁の乱が起こる100年も前の光が、今我々に届いているのです。

そしてこの星はもう寿命が近く、色は真っ赤になってしまっているのです。
(若くて元気な星は逆に白いそうです。太陽は中間くらい。)

ただ、仮に今この時爆発したとしても、地球にそれが届くのは

600年以上も先のお話。


さらに、129億光年の彼方に存在する超巨大天体の「ヒミコ」

地球から現在の技術で観ることの出来る、最も遠い天体らしいです。

質量は太陽の数百億倍

今地球に届いている光は129億年前の光ってのは想像を絶しております。

宇宙の誕生が137億年前ってことは、137億光年の星の光を観測できれば

宇宙の誕生を観ることが出来るってことでしょうか?

そんな単純なことを考えてしまいます。


そしてそんな壮大な宇宙の中、太陽との絶妙な距離にある地球というのは

まさしく奇跡の星なんです。

いまだ人類は地球以外に生物がいた形跡は見つけられたとしても

そのものは見つけられていません。

なのに地球は生き物で溢れかえってます。

まさしく奇跡の星なんです。


そんな地球を来年も大事にしましょう。


アリーヴェデルチ
2013年12月27日(金) No.8

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