岸ゴムほぼ日刊コラム
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サウスポー水野


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01/15(金) 天下人の茶
08/11(火) バケモノの子
06/29(月) ソロモンの偽証
03/16(月) 04 Limited Sazabys
01/20(火) アルドノア・ゼロ
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01/21(月) 池井戸潤  「七つの会議」
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天下人の茶



伊藤潤「天下人の茶」を読みました。

今回も圧倒的な面白さに、一気読みでした。



天下人、秀吉

茶仙、利休

そう小説「天下人の茶」は、秀吉と千利休の物語です。


しかし、そこは伊藤潤。


単に2人の物語にするのではなく

細川忠興、牧村兵部、古田織部、瀬田掃部ら

利休の弟子を通して、利休の死の真相に迫っていきます。


その真相は、実際にそうだったのかも!?と思わせる

リアリティがあります。


伊藤潤の戦国物にハズレなし!

2016年1月15日(金) No.97

バケモノの子



映画「バケモノの子」を観ました。

シンプルな感想ですが、とても面白かったです。


細田作品に対しては

予想は裏切るが期待は裏切らない。 

どの作品も、そういう印象を持っているのですが

今回の「バケモノの子」も、それは同じでした。


客層は夏休み時期なので、子供やファミリーが多かったですが

大人が見ても、十分に楽しめる作品になっていると思います。


映画のあらすじは、ざっとこんな感じです。


人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」は、交わることのない二つの世界。

ある日、渋谷にいた少年が渋天街のバケモノ・熊徹に出会う。

少年は強くなるために渋天街で熊徹の弟子となり、熊徹は少年を九太と命名。

ある日、成長して渋谷へ戻った九太は、高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し

生きるべき世界を模索するように。

そんな中、両世界を巻き込む事件が起こり……


熊徹と九太の成長ストーリーを軸に

人とバケモノの境界線だけでなく

様々な境界線を、エンターテイメントに昇華させて

見せていく流れは、サスガの一言。


そんな見所いっぱいの「バケモノの子」ですが

一推しは、何といっても役所広司じゃないでしょうか?


それくらいに、今回の熊徹役はスゴイです。

まるで、目の前に熊徹がいるかのような臨場感を感じてしまった。

それだけで、1800円のチケット代を払う価値が十分あると思う(←エラそうですが)


もう一つ、後半に絶妙のタイミングで流れるミスチルの♪Starting Overも

アルバムで聞いたときよりも、ずっと歌詞が刺さります。

このために作られたかのように、作品とリンクしている。


この夏、どんな映画を観ようか迷ってる方に

「バケモノの子」、オススメです!!


えっ? バケモノの子って妖怪人間ベムじゃないかって?

まぁ あれもバケモノっちゃバケモノだけど・・・・


映画「バケモノの子」です、お間違いなく!!

2015年8月11日(火) No.96

ソロモンの偽証


さすがの宮部みゆき!!

そう思わされる作品だった。


文庫本にして計6冊という圧倒的なボリューム感ながら

一気に読めてしまう。


学校内裁判という設定もユニークだけれど

それ以上に、登場人物のキャラクターが秀逸なのが

読みやすい理由になっている。


そんな宮部みゆきの小説は

ざっくり、3つのカテゴリーに分ける事が出来ると思う。


・現代を舞台にしたミステリー

・時代小説

・ファンタジー


どれも共通しているのが、物語(ストーリー)の上手さ。

導入からあっと言う間に、その世界へ引き込まれてしまう。


これまで読んだ作品の中では

「火車」「孤宿の人」「ブレイブストーリー」が

個人的な宮部みゆきの3大傑作かなと思っていたが

この「ソロモンの偽証」は、それらと匹敵する面白さだった。


これだから、宮部みゆきの小説からは離れられない。



加賀刑事シリーズをのぞけば、近作のほとんどが

魅力のない小説ばかりを連発する東野圭吾には

ぜひとも見習って欲しいと思う。


2015年6月29日(月) No.95

04 Limited Sazabys


04 Limited Sazabys(フォーリミテッドサザビーズ)、通称 フォーリミ。

SPYAIRの次に名古屋からブレイクするバンドがいるなら、彼らに違いない。


全曲シンガロング出来そうな位のドPOPさは、ちょっと他には見当たらない。


これからの快進撃がすごい楽しみだ。


2015年3月16日(月) No.94

アルドノア・ゼロ



空が青いのは、レイリ−散乱。

雲が白いのは、ミ−散乱。


答えはここに。


アルドノア・ゼロ。
2015年1月20日(火) No.93

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