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映画「バケモノの子」を観ました。
シンプルな感想ですが、とても面白かったです。
細田作品に対しては
予想は裏切るが期待は裏切らない。
どの作品も、そういう印象を持っているのですが
今回の「バケモノの子」も、それは同じでした。
客層は夏休み時期なので、子供やファミリーが多かったですが
大人が見ても、十分に楽しめる作品になっていると思います。
映画のあらすじは、ざっとこんな感じです。
人間界「渋谷」とバケモノ界「渋天街」は、交わることのない二つの世界。
ある日、渋谷にいた少年が渋天街のバケモノ・熊徹に出会う。
少年は強くなるために渋天街で熊徹の弟子となり、熊徹は少年を九太と命名。
ある日、成長して渋谷へ戻った九太は、高校生の楓から新しい世界や価値観を吸収し
生きるべき世界を模索するように。
そんな中、両世界を巻き込む事件が起こり……
熊徹と九太の成長ストーリーを軸に
人とバケモノの境界線だけでなく
様々な境界線を、エンターテイメントに昇華させて
見せていく流れは、サスガの一言。
そんな見所いっぱいの「バケモノの子」ですが
一推しは、何といっても役所広司じゃないでしょうか?
それくらいに、今回の熊徹役はスゴイです。
まるで、目の前に熊徹がいるかのような臨場感を感じてしまった。
それだけで、1800円のチケット代を払う価値が十分あると思う(←エラそうですが)
もう一つ、後半に絶妙のタイミングで流れるミスチルの♪Starting Overも
アルバムで聞いたときよりも、ずっと歌詞が刺さります。
このために作られたかのように、作品とリンクしている。
この夏、どんな映画を観ようか迷ってる方に
「バケモノの子」、オススメです!!
えっ? バケモノの子って妖怪人間ベムじゃないかって?
まぁ あれもバケモノっちゃバケモノだけど・・・・
映画「バケモノの子」です、お間違いなく!!
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2015年8月11日(火)
No.96
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